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World View
【鬼の世界について】
✅7つの門
日本に7箇所の門がある。そのそれぞれの門の奥に鬼の世界が広がっている。
つまり7つの鬼の世界がある。
迷路のように入り組んだ裏道の先に門があるため、人間にはほぼ知られていない。人間は角が生えていないことから、門をくぐれない。(角が通行許可証のような役割となる)
そのため、人間が鬼の世界に行くことは難しい。
✅鬼の世界のルール
鬼の世界の法律は、場所によって異なる。
唯一共通していることは、住んでいる鬼全員の個人情報が管理機関によって管理されており、「いいこと」をすると「いいことポイント」が付与されるということ。
「いいことポイント」が高い鬼ほど、物が安く買えたり、質の高い教育を受けられたり、といったお得なシステムが展開されている。
✅鬼姫
鬼姫には、「いいこと」を沢山するとなれる。
6年に1回(丑寅の時期と、未申の時期)、節分の日に成人済みの鬼のうち「いいこと」ポイントが1番高い女の鬼が鬼姫に選ばれる。鬼姫は就任している6年間もの間、鬼の世界のルールを作る最高権力者になれる。そのため、鬼姫になりたい鬼は多い。
鬼姫になりたいがなれなかった派閥がヤケ酒をして人間界に行き迷惑をする事件がはるか昔にあったために、人間は節分の日に豆をまくらしい。
I did it...
✅人間界への外出
人間に鬼の角は見えない。ただし角の性質で、17時以降になると影に角が浮かび上がってしまう。その影のシルエットから鬼だとバレる可能性がある。
鬼の世界では、【人間に鬼の存在がバレると不吉なことが起こる】という言い伝えが信じられている。そのため、鬼の門限は17時。0~17時であれば人間界への外出は問題ない。
17時以降に人間界に留まっている鬼がいた場合、関わった鬼の全員の「いいことポイント」に大幅な減点が入る。
無論、門番も減点になるため、門限を破った鬼は門番にすごい怒られる。
そういったことから、人間界に外出する鬼は外出期間中のみ電源がONになるGPSや盗聴器などが仕込まれた「マイクロチップ」を角に埋め込まれる。
なお、門番の容姿は全て似ており、メイド服で豆鉄砲を持っている。
人間界の時代設定は現代。
I'm the gatekeeper.
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